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効率優先の規格サイズのノートが変身している。

事務用ノートのロングセラー商品「キャンパスノート」に対して、発売元のコクヨに寄せられた、
「バッグへの出し入れが不便」、
「メモが取りづらい」といった不満が新商品開発を促した。

市場に出ている事務用ノートの8割は6号(セミB5 )サイズだが、
現役高校生100人を対象にした調査によると、
過半数が右側部分に余白を残しているという。

ノートを手にとって、頭を動かさず、目だけで読める「有効視野」は左右150ミリ、
頭を少し動かせば読める「注視安定視野」は323ミリ。

既存のノートは片方のページ幅が有効視野を越え、
見開きにすると注視安定視野をオーバーしているという。

開発のもう一つの着眼点は片手で持てるサイズ。
日本人の平均手のひらサイズや消費者モニターでの調査の結果、コクヨは「スリムB5」を開発した。

その他にもミドリの「トラベラーズノート」、
無印良品の「週刊誌ノート」「文庫本ノート」「単行本ノート」なども
ジリ貧傾向にあったB5サイズから
消費者に新たなノートの魅力を引き出す力になっている。
                                          (日経MJより抜粋引用)

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