口コミのキーワードは API

インターネット企業が自社の商品のデータベースを公開するケースが増えてきています。
ブログの発行者には企業の発信コンテンツが転載できることは大変うれしいことです。
それだけ、コンテンツが良くなりますし、いろいろな使い方の可能性がありますから。

影響力を増している個人ブログやサイトの活用が、ネットサービスへも更に強い影響を与えはじめたのです。

API(アプリケーション・プログラム・インターフェース)というデータベースを公開するネット企業が増えています。
API は本来はソフト開発を行うために良く使う機能などをまとめたものをいうのですが、
ネットの場合、ソフトやデータを第三者が利用出来るようにする技術仕様を指しています。

アマゾン・ドット・コムなどのアメリカ勢が先行していましたが、ようやく日本でもスタートしました。

例えば楽天では、自社の通販サイトや宿泊予約サイトで扱う商品情報の公開をはじめました。
通販サイトだけで約1500万点の商品が対象とのことです。

テーマを決めてブログを開設する人は、そのテーマにあった情報をブログに転載できるということになります。

楽天では、すでに約7000の個人や企業が公開情報の活用を申し出ているとのことです。
ブログ発行者は登録しておいた方が良いですよ。

APIを公開した主なネット企業と主な公開内容は以下の通りです。

●楽天 
通販の商品情報、予約可能な宿泊施設

●カカクコム
商品の価格比較情報、レストランなど店舗の口コミ情報

●オリコン
音楽や映画の人気ランキング

●リクルート
宿泊予約サイトや求人情報サイトの掲載情報など

●アマゾン
通販の商品情報

●グーグル
地図情報、検索データ

●はてな
個人のお気に入りサイトに関する情報


ブログの発行者は魅力ある情報を転載しようとするので、
競争力のあるサイトのコンテンツは個人のサイトへ転載されるようになり、
さらに利用者が増え、魅力のないものは転載されないので、更に差がつくことになりそうです。


各サイトの比較サイトも個人のサイトに登場し、
API公開の企業に、コンテンツの内容と質が求められてきています。

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